内子バイオマス発電所を視察しました。






令和7年8月19日に、地域の未利用木材を有効活用し、発電事業を基軸とした地域経済圏の確立を目指す内子バイオマス発電所を視察しました。
事業のポイントは
①発電所が地域の林地残材等由来の木質ペレット需要を創出し、林業を活性化
②発電時に発生した熱をバイナリー発電機で電力として回収することで、高い発電効率を実現
③「地域資源バイオマス発電設備」の証明により電気の出力制御ルールの優遇を受け、安定した地域資源の活用と雇用を創出しています。
今後は発電所から排出される炭化物を加工し、林道整備用の石板として再利用。木を再生可能エネルギーとして活用できる仕組みを整え、中山間地域活性化の「内子モデル」としての情報が発信されます。
林業に携わる者として、改めて森林の可能性を感じる視察となりました。今後も様々な研修を通して林業の発展に取り組んでまいります。